『Dailymail』によるアーセナルのワースト移籍10。
ネルソン・ビバス(元アルゼンチン代表DF)← 1998 from ボカ
ミカエル・シルヴェストル(元フランス代表DF)←2008 from マンチェスター・ユナイテッド
稲本 潤一(元日本代表MF)←2001 from ガンバ大阪/レンタル
リチャード・ライト(元イングランド代表GK)←2001 from イプスウィッチ
アモリ・ビショフ(元ポルトガルU-21代表MF)←2008 from ブレーメン
セバスティアン・スキラーチ(元フランス代表DF)←2010 from セビージャ
フランシス・ジェファーズ(元イングランド代表FW)←2001 from エヴァートン
アンドレ・サントス(元ブラジル代表DF)←2011 from フェネルバフチェ
アンドレイ・アルシャヴィン(元ロシア代表FW)←2009冬 from ゼニト
レンタルの形で2001年から1年だけ在籍した稲本の名前が…。その寸評は以下のようなものであった。
皮肉屋にとって、イナモトはマーケティングのギミックに過ぎなかった。そして、その範囲において彼は彼の仕事をやった。短い在籍期間の間に多くのユニフォームを売ったのだ。だが、アーセナルでのシーズン終わりのW杯において2得点を決めたMFはリーグカップ2試合出場以上のものを期待されていた(1試合はCLのはず)。彼はピッチ上で名を残すことなく去っていった。
稲本は以前にも英紙『Telegraph』が選定した“ヴェンゲルのアーセナルにおけるワースト11”に選ばれている。確かにアーセナルでは足跡を残せなかったが、その後フラムでは確かな存在感を見せたといえるはず。
アーセナルではリーグ戦に出場すらできなかったものの、直後のW杯では鮮烈な活躍をみせたことで、逆に現地では強い印象を残しているのかもしれない。
2013年と少し古いが、稲本がアーセナル時代などについて回想するインタビューがアーセナル日本語版HPで配信されている。当時の思い出やヴェンゲルなどについて語っているので興味がある方はこちらも是非。
外部リンク:『稲本潤一:アーセナルは日本で高い評価を得ている』(http://jp-arsenal.com/news/3680.html)