『Daily Star』は「イングランド・プレミアリーグのスウォンジー・シティは、トッテナム・ホットスパーのトーゴ代表FWエマニュエル・アデバヨールの獲得を検討している」と報じた。
現在スウォンジー・シティで大きな問題になっているのはフランス代表FWバフェタンビ・ゴミスの去就である。
昨年リヨンを退団してフリーでスウォンジーに加入したゴミスであるが、契約には800万ポンド(約15.4億円)の解除条項が入っており、UAEのアル・アハリが大きな資金を持って獲得に動いていると言われている。
現在のところはまだそこまでの入札にはなっておらず、1部では諦めたという報道もある。ただ、スウォンジー・シティはゴミスを残すために働く一方で、万が一に備えて2人のストライカーをチェックしているようだ。
1人は上記のようにエマニュエル・アデバヨール。トッテナム・ホットスパーでの存在感が失われつつあり、500万ポンド(約9.6億円)で獲得が可能なのではないかと推測されている。
また、『Mirror』は「スウォンジーは、サンダーランドのスコットランド代表FWスティーヴン・フレッチャーを獲得しようと考えている」と報じている。
スティーヴン・フレッチャーは1987年生まれの28歳。イングランド生まれであるが、ルーツを持っているスコットランドのハイバーニアンで育成された経験を持つストライカーで、2012年には1200万ポンド(現在のレートで約23.0億円)という大きな額でサンダーランドへと移籍した。
しかしそれ以降は細かい怪我に悩まされていることもあって大きな投資に見合うほどの活躍を見せられておらず、今夏契約が残り一年となったこともあって退団の噂が流れていた。