今夏のプレシーズンツアーで、ここまでなかなか結果の出ていないバルセロナ。

2日、フィレンツェのアルテミオ・フランキでフィオレンティーナと対戦したのだが2ゴールを許し1-2で敗れた。

これでバルセロナは4試合のプレシーズンマッチを戦い、1勝1分2敗。リオネル・メッシやハビエル・マスケラーノ、ネイマールといったコパ・アメリカ参加組が合流していないとは言え、なかなか勝ちきれない試合が続いている。

さて、そんなこの試合ではDFトーマス・ヴェルマーレンが見せた迫力あるスライディングタックルが話題になっている。

2-1で迎えた前半、フィオレンティーナの選手からクーマ・ババカールにくさびのパスが通る。

ババカールはフリーになっておりトラップ次第ではチャンスに結びつけられたのだが、少しコントロールを失ってしまう。

これを見たバルセロナDFトーマス・ヴェルマーレンは、一目散にスライディングを敢行!ババカールとは5mほど離れていたが、勢いタックルでしっかりとボールを“狩り”、迫力あるプレーでバルセロナファンの心を掴んだ。

2014年8月、ヴェルマーレンはアーセナルからバルセロナへと移籍。しかし、シーズンを通して負傷に悩まされ、三冠を達成したチームにおいてわずか1試合の出場できなかった。それだけに、新シーズンへの想いは強いはずだ。

なお、フィオレンティーナの2得点はいずれもフェデリコ・ベルナルデスキよるもの。

どちらのゴールも、ホアキン・サンチェスのドリブル突破が起点となっている。

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