8月23日、『L'Equipe』は「ベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネは、年俸1450万ユーロ(およそ19.7億円)の5年契約でマンチェスター・シティ入りに合意した」と報じた。

かつてチェルシーに所属し、プレミアリーグで悔しい時間を過ごしたデ・ブライネ。しかしドイツに移籍してからはめざましい活躍を続けており、今夏マンチェスター・シティが獲得を熱望していると言われていた。

その一方で、デ・ブライネ本人は年間最優秀選手賞の表彰式で「僕はヴォルフスブルクに残る」と明言していたほか、クラブも売却についてはかなりの額を要求していると伝えられており、実現の可能性は高くはないとも推測されていた。

ところが、今回デ・ブライネ自身がマンチェスター・シティから提示された1450万ユーロという巨額の年俸を提示されたことで首を縦に振り、ついに英国復帰の可能性が高まってきたという。

とはいえ、まだ交渉についてはクラブ間での合意が欠けており、そこにはかなりの金銭的な差があるようだ。

『Sky Sports』などの報道では昨日「7000万ユーロ(およそ95億円)で合意した」と伝えられたが、今回の報道によればまだ両者の溝は埋まっていないという。

マンチェスター・シティ側は6600万ユーロ(およそ89.6億円)でのオファーを送っているとのことだが、ヴォルフスブルクは7500万ユーロ(およそ101.8億円)という希望を捨てておらず、およそ10億円以上のギャップが存在する。

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