Vリーグのクラブがオファーを検討するとして、やはり問題はアメリカ時代を上回る給与を出せるかどうかだろう。ニューイングランド・レボリューションでの月俸は推定で1万2000USD(約149万円)とされており、ベトナムのクラブが支払うのは容易ではない。本人の希望月俸は2万4000USD(約298万円)とも伝えられている。

但し、リー・グエンはアメリカとベトナムの二重国籍であるため、僅か2枠というVリーグの貴重な外国人枠を使わずにチームを強化できるという大きなメリットがある。扱いとしては、チェコとの二重国籍で、ベトナム代表を選択したFWマック・ホン・クアンやDFマイケル・グエンと同じようにベトナム人選手として出場可能だ。

かつて在籍したHAGLでは、リー・グエンは推定1万USD(約124万円)の月俸を受け取っていたとされている。今季は最下位に沈んでおり、降格の危険があるHAGLだが、サッカー狂の大富豪ドアン・グエン・ドゥック会長が、若く才能あふれるFWグエン・コン・フオンやMFグエン・トゥアン・アインの指南役として、獲得に動くことは十分考えられるだろう。

因みに、ハノイT&Tも今季開幕前にリー・グエンの獲得を試みており、また、最新情報によると、FLCタインホアが来季の補強の目玉としてオファーを出したとも伝えられている。リー・グエンが再びベトナムのファンの前でプレーする日も遠くないかもしれない。

記事提供元:「アメリカ代表リー・グエン、ベトナムかメキシコのクラブに移籍か?@Vietnam Football

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