Q.完成に達するまで、どのくらいの変更がありましたか?

「通常、我々は2,3つの当初案を経ることになります。それらをスケッチし、機能するかどうかを見ます。

ここ最近のドルトムントの背番号では、80年代オリジナルの角ばった背番号からは遠ざけることですぐに一致しました。そして、丸いクラブロゴに語ってもらうことにしました(?)。

背番号1、4、7を見てください。クラブロゴは完璧にフィットしています*。

時に、何度も何度も新しいデザインでやれなければならず、まったく機能しないこともあります。そして、今回のドルトムントの背番号のように、すぐに最終案にたどり着くプロジェクトもあります」

(※各番号の下部にはクラブロゴが入れられており、直線的な数字の1・4・7はその下部分を丸くして収まりをよくしたということだろうか)

Q.ドルトムントのフォントを創るうえで、最も楽しんだものは?

「ドイツには、EszettやSharp Sと呼ばれる特別な字体『ß』があります。このSharp Sはかつて、小文字にだけ存在していました。大文字で書かれる時は、SSに置き換えられていました。

つまり、Kevin Großkreutz(ケヴィン・グロスクロイツ)のような選手は、GROSSKREUTZと書かれていたんです。

2008年に、DIN(German Institute for Standardization)によって、大文字のSharp Sが盛り込まれることになりました。我々はケヴィンのためだけに、この大文字の『ß』を追加して書体を拡張させました。彼がドルトムントに残り、彼が『ß』をエンジョイできることを願うばかりです」

なお、グロスクロイツは先日トルコのガラタサライへの移籍が決定。ただし、FIFAは移籍期間内に書類の提出が間に合っていなかったとしており、グロスクロイツは来年1月までプレーできない可能性がある。

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