15日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第1節、マンチェスター・シティ対ユヴェントス戦。

試合はマリオ・マンジュキッチとアルバロ・モラタのゴールでユヴェントスが1-2と勝利したのだが、この勝利を語る上ではある男の活躍を無視するわけにはいかないだろう。

37歳を迎えてもなおイタリア代表の正守護神を務め、ユヴェントスでもゴールマウスを守り続けるGKジャンルイージ・ブッフォンだ。

これがCL通算89試合目の出場になった“ジジ”。

両チームは2010-11シーズンのUEFAヨーロッパリーグで対戦経験があるが、この時ブッフォンは出場しておらず、ブッフォンにとってこれは初のシティ戦となった。

ユヴェントスは試合にこそ勝利したが、どちらかというと数度のチャンスをきっちり仕留めた形である。むしろ決定機が多かったのはシティの方で、試合に先制したのもシティだった。

そんなシティの前に立ちはだかったのが、ブッフォンだったのだ。それでは、37歳ブッフォンがこの試合で見せた3つのスーパーセーブを見てみよう。

・2分

キックオフ直後の2分、フェルナンジーニョがステーファノ・ストゥラーロからボールを奪うとボールを運び、左サイドに走り込んでいたラヒーム・スターリングにパス。

これをスターリングがダイレクトで合わせるもブッフォンが足でストップ。キックオフ直後の失点という最悪のスタートを展開を防いだ。

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