ディアスは15歳と4か月でデビュー、17歳でA代表に招集された逸材だ。
長身にスラっとした体型でボールを吸い付くように扱う姿はエレガントそのもの。本職はFWだがずば抜けたテクニックとキープ力を買われて中盤で起用されることもある。
その才能はすぐに国外へと知れ渡り、2013年にはオランダの名門PSVやスペイン、イングランドなどのクラブから注目されていると伝えられた。そして18歳を迎えた今年、PSVへの加入が有力と思われたなか8月にFCポルトが引き抜きに成功。現在はBチームに所属しプレーしている。
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— Somos La Sele (@SomosLaSele) 2015, 9月 25
ディアスは現在行われているリオ五輪の最終予選にも参加予定だったが、クラブが許可を下ろさず出場することができなかった。
そのパナマは初戦でキューバと引き分けると、続くカナダ戦も敗れ、文字通り崖っぷちに立たされている。2020年東京五輪への出場資格も持つ18歳だが、関係者からすれば「もしディアスがいれば…」との想いもあることであろう。
ディアスは3日のリーグ戦でも2試合連続のゴールを決めている。トップチームでデビューを果たす日、欧州の舞台で活躍する日もそう遠くないかもしれない。