グラハム・アーノルド
(シドニーFC監督)
「(ベガルタ仙台で成功しなかったことについて)
日本でのことについては、文化的な側面に対応することが出来なかったのだ。
それはフットボールという点の側面にはない。私は、コーチとしての自分の力に完全な逆風が吹く中で働いていた。それは人事のことだ。
それが私が離れた理由だ。そして、私は再度挑戦をすることに恐れは抱いていない」
「(昨季は決勝でメルボルン・ヴィクトリーに敗れた。今季は?)
見れば、我々は昨季とても良いシーズンを過ごした。決勝の日はチャンスを掴むための準備が出来ていなかった――おそらく、そういうものを見せたのだ。
しかし、私は昨季、我々はチャンピオンシップを勝つことが出来るというものも見せただろうと思っている。
あの日、我々はより良いチームに敗れた。
攻撃面に関してはメルボルン・ヴィクトリーと匹敵していたと思うが、守備の面の記録では少し彼らよりも劣っていた。
今年は、我々をステップアップさせることが出来る選手達をたくさん備えていると感じている」
「現時点では、メルボルン・ヴィクトリーがベストチームだと誰もが言わなければならない。なぜなら彼らがグランド・ファイナルを制覇したからだ。
しかし、昨季は我々は彼らと4度戦い、3試合で引き分けている。それほど離されてはいないんだ。
それは自分自身にかかっている。もし我々が改善し、適切な準備をし、集中してこの大会に臨むことが出来ればね。大きなチャンスを掴めるかどうかは我々次第だ」
元仙台のアーノルド監督、日本での再挑戦も恐れず
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
RELATED TOPICS
5月8日、『Fourfourtwo』は「グラハム・アーノルド新監督の就任を発表したシドニー...
シドニーFC就任のアーノルド監督「地元のクラブで戦うという夢が叶った」
5月8日、オーストラリア・AリーグのシドニーFCは「来季の指揮官としてグ...
4月8日にベガルタ仙台の監督から解任されたグラハム・アーノルド氏。既に来季の去就については...
ベガルタ仙台、クラブ創立20周年を記念した新ユニフォームは黒!
前季の2位という好成績を受け、2013シーズン、クラブ史上初のACLへ出場したベガルタ仙台...