また、フメルスと同じくボルシア・ドルトムントでクロップの指導を受けていたイルカイ・ギュンドーアン、そしてクラブOBのカール=ハインツ・リードレも『Sky Sports』に以下のように話した。
イルカイ・ギュンドーアン
(ボルシア・ドルトムントMF)
「僕は最近あまり彼と接触していなかった。いま言われていることもそれほどよくは知らない。
しかし、僕はクロップが何処のクラブに行ってもフィットできると信じているし、それはリヴァプールでも同じだ。
もちろんそうなると思う。クロップは世界の多くのトップクラブを支援することが可能な人物だ」
カール=ハインツ・リードレ
「もし彼がリヴァプールの仕事を得たとすれば、私はとても嬉しい。彼はいいコーチだと思っているからだ。リヴァプールにとって100%正しい男だ。
私は選手として彼の下で働いたことはないが、選手に話を聞けば彼らはいつも言うんだ。『戦術的に強力で、選手と同じ言語で話してくれる男だ』と。
彼はチームに多くの情熱を持ち込んでくれる。とても良いモチベーターであり、二つのクラブ(リヴァプールとドルトムント)の間ではファンや構造と言う点で似ていると思う。
彼はあの雰囲気を理解しているし、ファンを背負って戦う方法も知っている。どちらもビッグクラブではあるが、リヴァプールは確かに違う。それでも、ドルトムントも国内ではバイエルンに次ぐ存在だ。
クロップが7年前にドルトムントを引き継いだとき、2,3年でリーグ優勝するという希望はなかった。しかし彼はそれをやってのけた。
彼は非常に良い選手を持ってきた。数人のとてもいい若手を。
これまでパフォーマンスを発揮できていなかった数人の選手も、ワールドクラスの選手に変わっていった。それがリヴァプールでも出来ることを願っている。
ボルシア・ドルトムントの時と比べれば、プレッシャーは大きいだろう。しかし、彼は多くのことを学んできた。より容易に対処することが出来る」