『TalkSPORT』は「イングランドサッカー連盟(FA)のCEOを務めているマーティン・グレン氏は、来年以降のウェンブリーの使い方に言及した」と報じた。
ロンドンに本拠地を置くトッテナム・ホットスパーとチェルシーがスタジアムの更新を行う予定となっており、その代替地として使われるのでは? と言われているウェンブリー。
その一方で、イングランド代表は今後ウェンブリーだけで試合を行うのではなく、地方に進出していくというプランがある。
これらの状況に対してマーティン・グレンCEOが答えており、来年からはこれまでとは違う使い方になることが示唆されている。
マーティン・グレン
(FA CEO)
「ロンドンの両者(トッテナム、チェルシー)が素晴らしい計画を持っている。問題は、彼らが暫定的な措置として何をするかだ。
どちらも、一人でウェンブリーを使用することを望んでいるわけだが、それは難しい。
我々は彼らの共同利用が可能なのかどうか、その道を探っている。そして、そこにはまだやらなくてはならないものがたくさんある」
「(イングランド代表が来年からウェンブリー以外でも試合をするというプランがありますが?)
イングランドのブランドは、ロンドン以上のものだ。我々は来年からイングランド代表のいくつかの試合をウェンブリー以外で行う予定で、それは良い保証を与えてくれるだろう。
我々の野望はEUROに、そしてロイ・ホジソンに好まれている。なぜならそれはチームの背後に大きな話題を与えてくれるからだ。
ウェンブリーではないどこかに行くとすれば、そこがオールド・トラッフォードでも、スタジアム・オブ・ライトでも、それは大きな話題を提供するだろう。
もし2万人の収容人数が減ったとしても、大きな雰囲気を獲得出来るはずだ」