ユルゲン・クロップ
(リヴァプール監督)
「(試合に勝てる?)
トッテナム戦は簡単だったと思うか? サウサンプトン戦は簡単ではなかった。チェルシーは簡単ではないが、難易度は自分たちが何を為すかによって決まるのだ。
チェルシーの選手はどのようにプレーするか知っているか? もちろんそうではない。
彼らの前回の試合はとても、とても良かったし、それまでに輝かしい時もあった。しかし彼らは勝てていない。それはしばしば十分ではない」
「チェルシーは通常どのようにプレーするのか、誰もが知っている。とても良い守り、良い構造を持ち、全ての状況において高いクオリティのフィニッシュを見せる。
アザール、あるいはジエゴ・コスタ、ウィリアン、オスカル、ラミレス、マティッチ、あるいはそれ以外の偉大な選手だけのことを話していてもいけない。セットプレーではケイヒル、テリー、その他の大きな男が飛び込んでくる。
チェルシーを相手に戦うのは難しいことだが、勝つのは不可能ではない。
今のチェルシーを相手にするのはより楽か、という点については同意しない。なぜそうなるのか?
おそらく、自信に満ちあふれている状況とはちょっと違うだろう。しかし、それは彼らを強くするかもしれない。
今、彼らはもっとやれると思っていると思うし、大きなモチベーションを持って物事を変化させたいと考えているだろう。
しかし、我々もモチベーションは高い。それらに挑戦したい。最終的にどうなるかは分からないが、我々はプレーしなければいけない。
私は本当に前向きだ。最初にこのスタジアムへ足を踏み入れたときは、素晴らしい瞬間だった」
「我々は物事を改善させるチャンスを持っている。それは我々がやりたいことだ。そして、対戦相手についてはあまり考えていない。
我々は彼らがどのようにプレーするのかを見なければならない。
しかし、どのようにスペースを潰して彼らにやりたいことをやらせないか、我々がどのようにスペースを使って彼らに練習のような守りをさせないか。私はそれらのことを考えている」
クロップ監督、チェルシーは十分知らない
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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