1日に行われた試合で、2か月半ぶりの勝利をあげたADOデン・ハーグ。

決勝点はオウンゴールだが、相手は公式戦6連勝中、ミッドウィークの国内カップで宿敵アヤックスを破っていた絶好調フェイエノールトと、下位に沈むADOにとっては正真正銘のジャイアントキリングであった。

先発出場したハーフナー・マイクもゴールこそ奪えなかったものの、圧倒的な高さを生かして何度もゴールに迫り、ここ2試合連続でハットトリックを達成していた元オランダ代表ディルク・カイトのお株を奪うパフォーマンスを見せた。

頼れるエースに欧州屈指の“荒くれ者”として知られるADOのサポーターも大満足。試合終了間際の90分、お役御免のハーフナーにスタンディングオベーションで拍手喝采が送られると、ハーフナーもシャツで顔を拭った後、手を叩き声援に応えながらベンチへ下がろうとした。

…が、そこにまさかの悲劇が!

【次ページ】ドヤ顔のハーフナーに起きたまさかの悲劇がコチラ!