エスタディ・コムナル・ダンドラ・ラ・ベジャ(アンドラ)

収容人数:

1300人

使用チーム:

アンドラ代表

FCアンドラ

フランスとスペインの国境にそびえるピレネー山脈の中にある小国アンドラ。8万5000人しかいない、欧州で6番目に小さな国家である。

彼らが持つ「ナショナル・スタジアム」はわずか1300人しか収容することは出来ないが、山に囲まれた美しいピッチだ。

サッカーの質は高くはなくとも、それ以上の物がそこにはある。旅行に行ったときは訪れてみたい場所だ。

エスタディオ・ムニシパル・デ・アヴェイロ(ポルトガル)

オープン:

2003年

収容人数:

3万0200人

使用チーム:

ベイラ・マール

ポルトガルがEURO2004を開催するに当たって新築されたスタジアムだ。

建築を担当したのはトマス・タヴェイラ。スポルティング・リスボンのジョゼ・アルヴァラーデ、ウニオン・レイリアのレイリア・スタジアムなどを担当した彼の得意技はカラフルな色使いだ。

外観は幾何学的なパステルカラーで彩られ、座席はランダムに数色がちりばめられている。このデザイン性と存在感は彼ならではのもの。

残念ながら、ここを使用しているベイラ・マールはあまり人気がないクラブで、客席は1割も埋まらない。しかしこの模様が空席であることを感じさせないのである。

【次ページ】アジアにも