クラウディオ・ラニエリ監督が率いるレスター・シティが好調を続けている。エースFWジェイミー・ヴァーディの爆発もあって、14節時点で堂々の2位につけているのだ。
ただ、その一方でチームには出番に恵まれていない選手もいる。今年1月に鳴り物入りで加入したクロアチア人FWアンドレイ・クラマリッチもそのひとりだ。
Ranieri wants frustrated striker Andrej Kramaric to stay at Leicester City https://t.co/SYlEJoxAue #LCFC pic.twitter.com/SiYNnvWsOY
— Leicester Mercury (@Leicester_Merc) 2015, 12月 4
ラニエリ体制となって以降、24歳のクラマリッチがプレミアリーグでプレーしたのはわずか1試合。アーセナル戦の後半12分間だけだ。
そういった状況にあるため、彼のエージェントがこの1月のローン移籍をほのめかしたと『leicester mercury』では伝えている。
ただ、ラニエリ監督はプレーできない選手の不満は分かるとしつつ、全ての選手たちを保持したい意向を口にした。
クラウディオ・ラニエリ(レスター監督)
「クラマリッチは素晴らしい選手だ。だが、今の私は他のタイプのストライカーを起用している。
彼の苦しみは理解している。プレーできない選手は苦しい。それは普通のことだ。
彼のことを保持したい。私にとって彼はとてもいいストライカーだからだ。彼はストライカーとしても、セカンドストライカーとしてもプレーできる。
我がチームが非常に素晴らしいシーズンを送っているなら、全ての選手がそれに絡んでいる。プレ―している選手もそうでない選手もね」
また、現状に不満のある選手との話し合いにも応じるとも明言した。そして、現在のチームに満足しているため、1月に補強の必要性はないと断言したそうだ。