岡山一成
所属(出場年):浦項(2009)
2008年Jリーグのトライアウトを受けていた男が、その1年後に世界一を決める大会のピッチに立っていた。2009年に海を渡り、浦項でプレーするとACL優勝に貢献し、同年12月のクラブワールドカップにも出場した。3位決定戦のアトランテ戦では主将も務めチームの勝利に貢献した。「岡山劇場」はどこに行っても健在だった。
岩田卓也
所属(出場年):オークランド・シティ(2012、2013、2014)
浜松大からFC岐阜に加入。2010年よりオーストラリアへ渡り地域リーグでプレーした後、2012年よりニュージーランドでプレーする。左サイドバックのレギュラーとして、今年も4年連続で出場予定。オークランドは岩本、岩田以外も何人か日本人選手がプレーしているが、クラブワールドカップに出場できたのは彼らぐらいのものだ。
以上4名の日本人選手を紹介した。ちなみに、惜しかった選手もいる。
ドイツ人の父親と日本人の母親を持つシュタルフ・悠紀・リヒャルトだ。オセアニア王者のヘカリ・ユナイテッドに2010年10月に加入、パプアニューギニア・リーグでプレーした初の日本人、アジア人となった。しかし、クラブワールドカップでは怪我人が出た場合の予備登録に留まり、出場は叶わなかった。
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