マンデーナイトのアーセナル対マンチェスター・シティ戦を終え、プレミアリーグは全17節が終了。
いよいよここから、過酷な年末年始のスケジュールが幕を開けることになる。
今シーズンは12月26日から1月3日までの9日間で、全20チームが3試合を戦うことになる。単純計算すると3日で1試合を戦うことになるわけだが、この年末年始のスケジュールこそプレミアリーグの難しさを証明するファクターであるのだ。
そこで今回は、この年末年始に行われるプレミアリーグの対戦カードの中から、絶対に見逃せない5つの注目試合をまとめてみることにしよう。
※時間はすべて日本時間
1. リヴァプール 対 レスター
プレミアリーグ第18節
12月27日(日)午前0時キックオフ
先週末、昇格組のワトフォードに3-0と完敗を喫し、リーグ戦で3試合白星から遠ざかっているリヴァプール。この敗戦によりTwitter上では #KloppOut(クロップ出ていけ) というハッシュタグが話題となったが、次なる相手は快進撃を続けるレスターだ。就任以来ファンからも好意的に受け止められてきたクロップ監督だが、正念場のゲームとなるかもしれない。
一方、そのレスターは2015年のラストにタフな相手との対戦が続き、ここまでチェルシーとエヴァートンを連続で撃破。リヴァプール戦の後にはマンチェスター・シティ戦も控えており、このリヴァプール戦に勝利すればいよいよ首位での折り返しが見えてくる。
2. ワトフォード 対 トッテナム
プレミアリーグ第19節
12月29日(火)午前0時キックオフ
キケ・フローレス率いるワトフォードは、直近4試合で4連勝中。オディオン・イグアロの爆発もあり、17節終了時点で7位につけている。勝ち点28は4位トッテナムとわずかに1差であり、トップ4での折り返しも不可能ではない。ワトフォードはこの年末年始にチェルシー、トッテナム、マンチェスター・シティと立て続けに対戦する。
マンチェスター・ユナイテッドの不調もあり、CL出場圏内となる4位につけているトッテナム。この年末年始は強豪チームとの対戦こそないが、ワトフォードやエヴァートンといった侮れないチームとの試合が続く。年内ラストゲームとなるワトフォード戦は、4位の座を争う6ポイントマッチになってもおかしくはない。