アリ・ビン・アル・フサイン(ヨルダン)
Prince Ali Bin Al Hussein confident of becoming new #FIFA president https://t.co/iYmhQhqSA4 pic.twitter.com/gy5D3dpjFF
— Jenkers News (ENG) (@jenkers_en) 2015, 12月 21
元FIFA副会長
西アジアサッカー連盟会長
アジアサッカー連盟理事会員
ヨルダンの王族であるアル・フサインは、イギリスやアメリカの大学で学ぶとともに、レスリングでも才覚を発揮した。
1994年に英国の士官学校を卒業した後はパラシュート部隊の訓練も受けており、後にプリンストン大学に入学している。
2001年には西アジアサッカー連盟を創設し、イラク、レバノン、パレスチナ、そしてシリアなどと共に地域のスポーツ文化拡大に貢献。
その後はFIFA執行委員会のメンバーとなり、副会長にも就任。アジアサッカー連盟では理事会の一員としても働いている。
なお、その一方で軍隊の経験を生かして国立セキュリティセンターのディレクターを務めたり、フィルムコミッションの会長を務めたりもしている多才な人物だ。
なお、妻は元CNNのジャーナリストであるリム・ブラヒミで、メディア関係とも太いパイプを持っている。
5月に行われたFIFA会長選挙では、唯一ゼップ・ブラッター氏への対抗馬として最後まで戦ったものの、決選投票を前に大きな差を付けられ辞退した。
会長として就任した際には、ロシア&カタールW杯の入札を巡る汚職を調査したガルシア・レポートを公表することを宣言しており、透明性の確保を1つの公約としている。