メッシとロナウドの争いは続く

首位はバルセロナのリオネル・メッシ。ライバルであるクリスティアーノ・ロナウドは2位へと順位を下げた。3位はネイマールがランクイン。4位がルイス・スアレスであることを考えると、「MSNトリオ」が上位を独占している格好だ。

集計方法

『The Guardian』は集計方法についても公開しているのでご紹介したい。前述の通り、3人のレジェンドが選定に参加。その他、49の国から5000近い投票を得ているという。選定者は1位には40ポイント、2位には39ポイント、以降、1ポイントづつ減る形で40位まで選出し、その得点を集計したとのこと。

リーグ別首位は?

欧州主要リーグである5大リーグごとの首位は以下の通り。

スペイン:リオネル・メッシ(1位)
ドイツ: ロベルト・レヴァンドフスキ(5位)
フランス: ズラタン・イブラヒモヴィッチ(7位)
イングランド:セルヒオ・アグエロ(9位)
イタリア:ポール・ポグバ(11位)

ランク外からのジャンプアップ

前年ランク外からの最上位はマンチェスター・シティのケヴィン・デ・ブライネ。先日お届けした『2015年、プレミアリーグで「市場価値」が最も上昇した選手』の記事においても首位であり、”今もっともホットな選手”と言って過言ではないだろう。ランク外からの昇格組だけのランキングは以下の通りだ。

1位 ケヴィン・デ・ブライネ(14位)
2位 ピエール・オーバメヤング(27位)
3位 ドウグラス・コスタ(32位)
4位 ハリー・ケイン(38位)
5位 フィリペ・コウチーニョ(46位)
6位 アルバロ・モラタ(47位)
7位 ウィリアン(52位)
8位 ラファエル・ヴァラヌ(56位)
9位 フッキ(59位)
10位 アレクサンドル・ラカゼット(61位)

前年順位からのジャンプアップ

前年ランクインした選手の中で最もジャンプアップを果たしたのはバルセロナのDFジェラール・ピケだ。93位から44位へとジャンプアップさせている(▲49)。2位はアトレティコ・マドリーのアントワーヌ・グリーズマン(▲46)、3位はユヴェントスのジャンルイージ・ブッフォン(▲38)。

最もランクダウンしたのは?

ランクインした選手が多数いる一方で、ランク外に落ちた選手も当然ながら存在する。もっとも順位を下げたのはバイエルンのマリオ・ゲッツェ(▼56)。ネマニャ・マティッチ(▼51)、フランク・リベリ(▼50)、バスティアン・シュヴァインシュタイガー(▼49)アルダ・トゥラン(▼40)らが続く。しかし、これは単純に加齢によるものと断言することはできない。イブラヒモヴィッチのように順位を上げてトップ10入りを果たした選手もいるからだ。

最も若い選手と最も歳を重ねた選手

最も若い選手はマンチェスター・ユナイテッドのアントニ・マルシャル(66位)。最も歳をとった選手はローマの王子、フランチェスコ・トッティ(96位)だ。トッティは昨年より17も順位を落としているが、39歳でこの評価を受けることは非常に名誉なことだ。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい