ドイツサッカー連盟は、公式サイトでマンチェスター・ユナイテッドのMFバスティアン・シュヴァインシュタイガーのインタビューを掲載した。
今年夏にバイエルン・ミュンヘンを離れ、かつての恩師であるルイス・ファン・ハールが率いるマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したシュヴァインシュタイガー。
これまでの半年間は、監督にもパフォーマンスが低いと指摘されるなど苦しい状況が続いており、クラブも結果を出せていない。
しかしシュヴァインシュタイガーはマンチェスターでの生活を「完璧な経験」だと話し、移籍は正解だったと主張した。
バスティアン・シュヴァインシュタイガー
「(マンチェスターとミュンヘン、クリスマスに大きな違いはある?)
似ているのは、どちらにもクリスマス・マーケットがあることだね。また、12月中旬までなら雪がない(笑)
山への郷愁はまだあまり大きくはないね。いつか来るかもしれないけど。でも現時点では新しい仕事に情熱を持っているよ」
「(イングランドではクリスマスにも試合をしているよね?)
基本的にはね。僕はいつもプレーできるように準備することを好む選手だった。プレミアリーグの強度はとても高い。
来年になったらそれがどんなものだったのか、より正確な情報が伝えられるかもしれないね。その後にまた聞いてくれるかな!」
「(31歳でバイエルンを離れた。自分がミュンヘンにいないことに驚きを感じる?)
そんなことはないよ。僕にとっては、喜びがそれを上回っている。
マンチェスターは完璧な経験だ。それは僕のプロ生活を途方もなく豊かにしてくれている。
バイエルン・ミュンヘン、ドイツ代表、そしてマンチェスター・ユナイテッド。それらが僕の3チームだ」
「(マンチェスター・ユナイテッド加入から6ヶ月。完全に馴染んだ?)
もちろんだよ。サッカーにおいては物事がとても速く進む。個人的に、マンチェスターはとても好きな町だ。素敵な人々がいて、レストランも良い。良い感じだよ」
「(トーマス・ミュラーがいなくなって平穏?)
ははは(笑) あれはジョークだ。もし『ラジオ・ミュラー』を知っていれば、どういう意味かは分かるよね」
「(プレミアリーグは?)
フィジカル主義はとても強いね。それに直面している。降格圏内にいるチームとの対戦でも多くを要求される。パフォーマンスのレベルは接近している。
そして、観客は常にチームを後押ししてくれるね」
「(スタイルを変えなければならなかった?)
ルイス・ファン・ハールのスタイルはよく知っている。我々はバイエルン・ミュンヘンでも共に働いていたからね。
僕は多くの経験を持っているが、まだ十分に若い。新しいものに適応するためにはね。我々は構築途中のチームであり、今季何が出来るのかということを見ていかなければならない。
リーグタイトルはもちろん我々の目標だ。ただ、チャンピオンズリーグからの敗退はもちろん大きな失望だったね」