『Kingfut』は「元エジプト代表FWムハンマド・アブトレイカは、クウェートで行われたエキシビジョンマッチへの出場給を受け取らなかった」と報じた。


12月18日に行われた「クウェート・チャンピオンズ・チャレンジ」。これにはルイス・フィーゴなどの元選手が参加し、国内のオールスターチームと対戦するという親善試合の企画だった。

FIFAからクウェートサッカー連盟が資格停止処分を受けているため、チャビ・エルナンデス、スティーヴン・ジェラード、アンドレア・ピルロなど現役選手が参加できなかったが、イェンス・レーマンやデコ、デイヴィッド・ベッカム、アンドリー・シェフチェンコなどがプレー。現地のファンを楽しませた。

そして、そこに招待されていたのがエジプト伝説のストライカー、ムハンマド・アブトレイカである。

クラブワールドカップでもお馴染みの名前であった「エジプトのジダン」は、2014年限りで現役を引退しており、この試合に参加していた。

だが彼が話題を集めたのは試合の後。組織委員会は参加した選手に対して5万ユーロ(およそ660万円)の報酬を支払う約束をしていたのだが、アブトレイカはその受取りを断固拒否したのである。

【次ページ】その理由は…