8日、ポルトガル1部リーグのFCポルトは「フレン・ロペテギ監督を解任することを決定した」と公式発表した。
まだ公式に契約解除の条件が決定しておらず、今後両者の間で補償についての交渉が行われる予定となっている。
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— FC Porto (@FCPorto) 2016, 1月 8
フレン・ロペテギは1966年生まれの49歳。スペインのユース代表チームを長く率いた経験を持つ指導者で、U-21では11試合全勝という結果を残した。
2014年に就任したFCポルトでは、7名のスペイン人選手を獲得するなど独自色を出したものの、初年度に2位、今季は前半戦で3位、チャンピオンズリーグでも早期敗退と苦しんだ。
先月29日にはタッサ・ダ・リーガでマリティモに1-3と敗北し、年が明けてからもスポルティングに2-0、リオ・アヴェに1-1と結果が出なくなっていた。
後任については一時的にアシスタントを務めていたルイ・バロスが務めることになっているが、スペイン方面の報道では、昨日バレンシアを辞任したヌーノ・エスピリト・サントが就任するのではないかと考えられている。
ヌーノ氏はかつてFCポルトで長くプレーした経験があり、クラブと関係が深いジョルジュ・メンデス代理人の顧客でもある。