MF ジョージ・ソーン(ダービー/23歳/アンカータイプ)
BIRTHDAY: Happy Birthday to #DCFC midfielder @GeorgeThorne15, who is 23 today! #dcfcfans pic.twitter.com/GFcspErecd
— Derby County (@dcfcofficial) 2016, 1月 4
レアル・マドリーでコーチを務めていたポール・クレメントが率いるダービーは現在3位につけている。4-3-3のフォーメーションを敷くこのチームで、セルヒオ・ブスケツ役となっているのがソーンだ。
23歳とまだ若いが、度重なる膝の怪我によって比較的経験は浅い。2009年にWBAでデビューするも、その後の5年間は4つのクラブに貸し出され、リーグ戦の出場も47試合に留まった。最後にローンされたダービーではスティーヴ・マクラーレンの個人指導を受けて、完全移籍での獲得を納得させるだけの貢献を見せた。
だが、不運にも完全移籍からわずか4日のプレシーズンマッチで前十字靭帯を負傷。7か月間も離脱することになってしまった。2015年2月に復帰するも、今度は太腿に問題が発生。昨季のリーグ戦はわずか3試合にしか出場できなかった。
だが、完全なフィットネスを取り戻した今季はダービーの中盤で輝きを放っている。アタッキングフットボールを展開するチームで、ソーンはコンダクターとして君臨。深い位置からの長いパスでゲームのテンポを作ったり、(アンカーとして)CBたちをプロテクトしたりもする。
そんな彼をエヴァートンが注視しており、ロベルト・マルティネス監督はギャレス・バリーの後任を長期間任せられる存在として見ている。とはいえ、彼を狙っているのはエヴァートンだけではない…。
George Thorne についてのQoly独自情報
イングランドU-16~U-19代表経験を持つ大型MF。身長は190cm近い。
ロイ・ホジソン曰く、大柄のセンターハーフで長い距離を正確に通すパスレンジ、高さ、フィジカルの強さをもつ万能型のBox To BoxのMFで弱点がないとのこと。また、ハードワークも評価されている。
WBAのアカデミー育ちで、2009年のシェフィールド・ウェンズデー戦で弱冠16歳と328日でデビューを果たした。ちなみに、兄弟のオリーもサッカー選手。