8位 DFトーマス・ヴェルマーレン/2012~2014

ロビン・ファン・ペルシーの後を継ぎ、キャプテンとしての1年目は説得力のあるシーズンを過ごした。だが、2013-14シーズンになると全てがダメになってしまった。

ポジションを失ったことで、役立たずなキャプテンになってしまったのだ。その後はプレーする度にそのパフォーマンスは不安定なものになっていき、2014年夏にバルセロナへと売られた。

7位 DFウィリアム・ギャラス/2007-2008

彼のキャプテンとしてのイメージと言えば、2-2の結果に終わった破滅的なバーミンガム戦後のすねた姿だろう。だが、ギャラスは当時チームが本当に必要としていた存在であった。

2007年夏にティエリ・アンリが退団し、ヴェンゲルのチームは有望ながらもかなり未熟であり、絶対的にリーダーシップを必要としていた。2007-08シーズンの大半において、ギャラスは規範としてチームを導き、チームメイトたちをなだめたり、必要とされていたものを提供してみせた。

だが、シーズン終盤になるにつれてうまくいかなくなった。そして、翌シーズンの初めに彼はチームメイトと仲違いになったとされている。それにはロビン・ファン・ペルシーとサミル・ナスリも含まれており、彼らはギャラスと不調和だったと伝えられている。

2008年10月のトッテナム戦で4-4で引き分けた後、このフランス人DFは「彼ら(アーセナルの選手)は戦いにおいて勇敢ではなかった。許容できないものがある」と言い放った。ギャラスの地位は揺らぎ、ヴェンゲルは彼をキャプテンから外し、2週間分の罰金を科した。

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