ベトナムサッカー連盟(VFF)は28日午前にホーチミン市内のホテルで開いた会議で、ベトナム代表の三浦俊也監督の解任を正式に決定した。後任には、ベトナム人監督が就任する見通し。
三浦監督は、2014年5月にベトナム代表(U-23代表兼任)監督に就任。契約期間は、あと2ヶ月残っているが、現在カタールで開催中のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねたAFC U-23選手権2016の1次リーグで3戦全敗を喫したことで、国内では、同監督の選手起用や戦術に対する不信感が強まっていた。
VFFは、今回の会議で三浦監督の解任議案について話し合い、その後の投票の結果、賛成多数で解任が決まった。なお、後任には、元ソンラム・ゲアン(SLNA)監督のグエン・フー・タン氏の名前が候補に挙がっている。
マイナス思考になる事が多いというベトナムのメディアやファン、サポーターからはしばしば非難を浴びてきた三浦監督だが、非常に選手思いという一面もあり、解任報道の直後からFacebook上では、ベトナム代表選手たちから感謝と惜別のコメントが多く寄せられている。
(C) bongda+, 三浦俊也監督