チェリシェフといえばこの冬レアル・マドリーからローン移籍してきたばかりなのだが、出場停止中にもかかわらず先日行われたコパ・デル・レイのカディス戦でプレーし話題となった。この違反行為により、レアル・マドリーは今季のコパ・デル・レイで失格処分となっている。
そう、バルセロナのサポーターたちはレアル・マドリーを失格処分にしたこのチェリシェフの登場に大きく沸いていたのだ(チェリシェフ自身に失格の責任があるかは疑問だが…)。
中継の集音マイクを通しても聞こえるこの歓声…。
スペイン『AS』によれば、チェリシェフが登場すると、バルセロナのファンは"Cheryshev te quiero(チェリシェフ、愛してる)"と歌っていたようだ。
3-0とリードしていたことで気分を良くしていたに違いないが、チェリシェフにとってはあまりに皮肉的な歓声であったに違いない。
ちなみに、このチェリシェフの登場からまもなく、メッシがこの日2点目となるゴールをあげている。