1982年 ヨハン・クライフ&イェスパー・オルセン
世界で最も有名なトリックPKといえば、もちろんかのヨハン・クライフが行ったものだ。
アヤックスに所属していた1982年、ヘルムント・スポルトとの対戦で見せたものは、あまりにも自然で、あまりにも早かった。
ボールを置いた瞬間にクライフは左にパス、オルセンが飛び出してゴールキーパーを引き出し、そしてリターン。非常に優雅な、まさに「トリック」だった。
今回のプレーを見て、ルイス・エンリケ監督やエドゥアルド・バレーロ監督が例えに出したのもこれだ。まさに代名詞である。