『ESPN』は「レアル・マドリーの前監督ラファエル・ベニテス氏は、フロレンティーノ・ペレス会長の方針に不満を述べた」と報じた。
昨年夏にカルロ・アンチェロッティの後を継ぐ形でレアル・マドリーの指揮官となったラファエル・ベニテス氏。
序盤は無敗を続けるなど期待以上の結果を残したものの、バルセロナとのダービーマッチに大敗するなどして評価を一気に落とし、クリスティアーノ・ロナウドらとの確執も囁かれるようになった。
そしてクラブは2015年末に彼を解任することを決断し、Bチームに当たるレアル・マドリー・カスティージャからかつてのレジェンドであるジネディーヌ・ジダンを昇格させている。
その後チームは8試合で7勝という結果を残しており、監督交代は正解だったと言われている。再開されたチャンピオンズリーグでも、ローマを相手に2-0と好成績を収めた。
しかしラファエル・ベニテス氏は『BT Sport』に対して以下のように話し、フロレンティーノ・ペレス会長の忍耐不足、そしてバルセロナという存在が問題になっていると語った。
ラファエル・ベニテス
(前レアル・マドリー監督)
「皆がこの数年レアル・マドリーで何が起こってきたか、正確に知る必要がある。
ホセ・アントニオ・カマーチョ。ビセンテ・デル・ボスケ。マヌエル・ペジェグリーニ。ジョゼ・モウリーニョ。そしてカルロ・アンチェロッティを見ることが出来る。
これらのマネージャーにとって、簡単なものにはならなかった」