こちらは、83分にリオネル・メッシが追加点となるPKを決めた直後のバルセロナベンチの様子を収めた映像だ。

試合を決定付ける2点目が決まった直後、両手を上げて喜びを露わにするルイス・エンリケ監督。すると、隣りに座っていたアシスタントコーチがルイス・エンリケ監督に何かを囁き、両者は手で口を隠しながら何やら「ひそひそ話」を始めた。

そして、ルイス・エンリケ監督はすぐにピケをピッチ脇に呼び、何らかの指示を与えたのだ。こちらも読唇術で他人から読み取られないように、口を押さえている…。

ピケがウェルベックに激しいタックルをしたのはこの直後である。メッシのゴールから102秒後、アーセナルボールでキックオフしてからわずか38秒後。

こうしたことから、現地ではこのイエローカードがルイス・エンリケ監督の指示だったのではないかと疑問視されているのだ。

試合後、このことを問われたルイス・エンリケ監督は「あれは意図的なものではない。あのファウルを見た人全員が知っている」と答え、疑惑を否定した。

UEFAでは、イエローカードを意図的にもらいにいった選手に対しては最低でも2試合の出場停止処分を科すことがレギュレーションに記されている。しかし、英国『Telegraph』によれば、証拠不十分としてUEFAはピケの処分を下さない構えであるという。

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