ナイジェリア代表監督を務めていたサンデー・オリセー氏は、自身のツイッターで「度重なる契約違反のため、スーパーイーグルスのコーチを辞任する」と発表した。

昨年7月、ナイジェリアサッカー連盟の強い要請を受け、当初は渋っていた代表監督の仕事を受け入れることに決めたサンデー・オリセー氏。

給与未払い問題などによって連盟、メディアとの関係がこじれてしまったスティーヴン・ケシ氏の後釜ということで、当初は融和が期待されていた。

ところが、10月に腸チフスに罹ってしまった際には治療費も支払われず、給与もその頃から支払いが滞り、未払いは5ヶ月に達していた。

1月にはアフリカンネイションズチャンピオンシップ(自国リーグの選手のみで戦う大陸選手権)においてグループリーグ敗退を喫し、大きな批判をも浴びることになった。

それに対してオリセー監督は自身のツイッターで批判に反論する動画を掲載し、メディアや連盟に立ち向かうことを選択。

しかし、連盟側は彼に対してこの行為による罰金処分を科すとともに、アドバイザーであったティジャニ・ババンギダを一方的に解雇することを通告。トレーニングプログラムも技術委員会への報告を義務づけ、権限の切り崩しが行われた。

オリセー監督はそれを受けて「ババンギダの給与は自分で払う」と先日宣言したと言われていたのだが……。

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