ピエロ・アウジリオ
(インテル スポーツディレクター)
「(エリック・トヒルは滅多にミラノにいないようだが)
彼は物理的に離れているが、毎日お互いに話をしている。彼は選手たちについて尋ねてくる。人々が考えているよりも、彼はサッカーについて詳細を知っているのだ。
彼はメディアで報告されたいくつかのことに残念がっている。彼らは、トヒル会長をまるで人間ではないように扱っている。
会長はとても尊敬できる人物であり、我々のタイムゾーンに合わせて電話をしてくる。それは、彼にとって午前2時なのだよ」
「(あなたに解任の噂もあるが)
私の契約は2017年まで残っている。我々はまだその更新に向けての話し合いはしていない。
イングランドに行ったという報告もされたけどね。それはトヒル会長だ。彼はアーセナル対バルセロナを見に行っていたから。
ミランに行くのなら問題はあるだろうけどね。私は長い間ネッラズーロで過ごしてきたからね」
「(インテルの補強方針については?)
多くの人は信じないだろうが、我々の補強は全て自己資本だ。直近の2度のマーケットでは28選手の取り引きを行った。13選手が来て、15選手が出ていった。そして、それは実質プラスマイナスゼロだ。
我々は自分たちがやったことを認識している。メディアはあまりにも表面的だ。
例えば、ジェルダン・シャキリを獲得した。我々は3分割で1500万ユーロをバイエルン・ミュンヘンに支払った。ストーク・シティも我々にそれを支払った。一括でだ。
このタイプの動きは他の選手にもある。そしてまだ一部の人は『インテルは1500万ユーロをドブに捨てた』と言い続けている」
インテル破産の危機!という報道に、ディレクターは・・・
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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