ブルネイU-23代表FWファイク・ジーフリ・ボルキアーは、自身のFacebookで「レスター・シティとプロ契約を結んだ」と公式発表した。

ファイク・ジーフリ・ボルキアーは1998年生まれの17歳。ブルネイの君主(スルターン)であるハサナル・ボルキア国王の甥に当たる人物で、歴とした王族の一人である。

アメリカの国籍を持っているとのことだが、レディングなどのユースに所属した後、2014年1月にチェルシーに加入。今季でそのスカラーシップ契約が満了となるため、レスター・シティと3年間のプロ契約を結んだという。

体格はそれほど優れていないものの、両サイドでプレーすることを好み、カットインからゴールを奪うことを得意としているウインガーである。ブルネイのユース代表ではセンターフォワードとしてもプレーしている。

レスター・シティはチェルシーでプレーしていた彼を以前からチェックしており、将来的にファーストチームの戦力になる事を視野に入れ、彼の獲得を決断したとのことだ。

なお、彼の叔父に当たるハサナル・ボルキア国王はブルネイの豊かな資源を利用して大きな資産を形成したことで知られ、2008年のフォーブズで純資産は200億ドル(およそ2兆2620億円)に達すると伝えられた。

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