中田英寿(ペルージャ)

21歳でイタリア・セリエAのペルージャへ移籍した中田英寿は、1998-99シーズン開幕戦であのユヴェントスから2ゴールを奪い、センセーショナルなデビューを果たした。

そして、1998年11月29日に行われた第11節ピアチェンツァとの試合。0-0で迎えた前半20分、中田は力強いドリブルでフリーキックを獲得すると、クロアチア代表ミラン・ラパイッチの緩やかなボールをそのままオーバーヘッドで叩き込んだのだ。

中田は「キャプテン翼」をきっかけにサッカーを始めており、後年、この得点とオーバーヘッドに関しても「(キャプ翼を)読んでいないとできないプレー」だと話している。