プレミアリーグで首位に立つレスターは、今夜敵地でサンダーランドと対戦する。そんななか、『Daily Mail』がレスターの世界的人気上昇について伝えていた。

1年間は降格の危機に瀕していたが、いまや世界的な注目を集めているようだ。

南米では…

ブラジルにおいて、レスターはプレミアリーグの“白馬の王子様”と呼ばれており、アルゼンチンでは“シンデレラ”とのニックネームが付けられている。

コラムニストのクラウジ・マウリ氏は、(街としての)レスターに所属する多様な民族のスポーツスターについて、自らのエッセイに書き記した。レスター・タイガース(ラグビーチーム)に所属するアルゼンチン人プロップのマルコス・アジェルサや、レスター・シティのアルゼンチン人FWレオナルド・ウジョアらについて。

アフリカでは…

アフリカでプレミアリーグを放送する『SuperSport』によれば、レスターの試合は視聴占拠率が78パーセントにもなっているとのこと。

レスターにはジェフ・シュルップとダニエル・アマーティの2人のガーナ人スターがおり、それもその要因のひとつになっている。

アルジェリアでは…

リヤド・マフレズの活躍によって、レスターはよく知られる名前となった。スポーツ記者のサミル・ラマリ氏はこう述べている。

「マフレズが移籍する前までは、アルジェリアではレスターのことはあまり知られていませんでした。リヴァプールが最も人気あるクラブだったんです。今ではレスターのほうが人気で、地元リーグよりも視聴者数は多いです」

レスターの試合があると、それを見ようとカフェに多くの人だかりができるそう。また、45ポンド(6870円)もするレプリカユニフォームも売れているという。これは同国で低賃金で働く労働者にとって、月給の半分近くになる額だとのこと。

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