プレミアリーグで首位に立つレスターは、今夜敵地でサンダーランドと対戦する。そんななか、『Daily Mail』がレスターの世界的人気上昇について伝えていた。
Leicester are rocking all over the world after upsetting the Premier League's status quo https://t.co/RB34CinhU4 pic.twitter.com/QaRLigTrYi
— MailOnline Sport (@MailSport) 2016年4月9日
1年間は降格の危機に瀕していたが、いまや世界的な注目を集めているようだ。
南米では…
ブラジルにおいて、レスターはプレミアリーグの“白馬の王子様”と呼ばれており、アルゼンチンでは“シンデレラ”とのニックネームが付けられている。
コラムニストのクラウジ・マウリ氏は、(街としての)レスターに所属する多様な民族のスポーツスターについて、自らのエッセイに書き記した。レスター・タイガース(ラグビーチーム)に所属するアルゼンチン人プロップのマルコス・アジェルサや、レスター・シティのアルゼンチン人FWレオナルド・ウジョアらについて。
アフリカでは…
アフリカでプレミアリーグを放送する『SuperSport』によれば、レスターの試合は視聴占拠率が78パーセントにもなっているとのこと。
レスターにはジェフ・シュルップとダニエル・アマーティの2人のガーナ人スターがおり、それもその要因のひとつになっている。
アルジェリアでは…
リヤド・マフレズの活躍によって、レスターはよく知られる名前となった。スポーツ記者のサミル・ラマリ氏はこう述べている。
「マフレズが移籍する前までは、アルジェリアではレスターのことはあまり知られていませんでした。リヴァプールが最も人気あるクラブだったんです。今ではレスターのほうが人気で、地元リーグよりも視聴者数は多いです」
レスターの試合があると、それを見ようとカフェに多くの人だかりができるそう。また、45ポンド(6870円)もするレプリカユニフォームも売れているという。これは同国で低賃金で働く労働者にとって、月給の半分近くになる額だとのこと。