日本でのテレビ放送が決まったMLSに、また1人スター選手がやってくるかもしれない。
[Qoly] フジテレビがMLSの放映権を獲得 https://t.co/UEjAGRV7zL
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年4月21日
MLSのリーノ・ディ・クオッロ副会長が『Mais Futebol』のインタビューに応じ、ポルトGKイケル・カシージャスと接触していることを認めた。
サラリーキャップ制度を導入するMLSは選手の移籍に関し、リーグが管理していることで知られている。
インタビューのなかでディ・クオッロ副会長は、
「我々がカシージャスを購入することになるかは分かりませんが、彼のエージェントと接触していたことは事実です。
当事者間で協議が行われていますから、(今後どうなるのか)見てみましょう」
と語った。
昨シーズン終了後にレアル・マドリーを退団しポルトに加入したカシージャス。しかし、チームは今季のリーグ戦で首位ベンフィカ、2位スポルティングから大きく離された3位に甘んじ、カシージャスも安定しないパフォーマンスからたびたび批判に晒されている。
ポルトガルの『Record』は致命的なミスを犯したカシージャスに対し、「バターの手」(滑りやすい?)だと酷評したこともあるほどだ。
Iker 'Mãos de Manteiga' Casillas pic.twitter.com/2hDHi0cqDz
— Alex Porest (@AlexPorest) 2016年1月18日
"Mãos de Manteiga"はポルトガル語で「バターの手」の意
そのため退団の噂も絶えないカシージャスだが、ディ・クオッロ副会長は「早いほうがいい」としながらもあくまでポルトとの話し合いが必要であるとし、「今年ではなくても来年がある」と柔軟な姿勢を示した。