『Marca』や『La Repubblica』など各メディアは、「イタリア代表GKジャンルイージ・ブッフォンは、親善試合で対戦するイケル・カシージャスについて語った」と報じた。
長年世界最高のゴールキーパーとして名を馳せてきたブッフォンとカシージャス。しかしこのところの立場は対照的だ。
ユヴェントスの中心的な存在であり続け、38歳になって連続無失点記録を塗り替えるなどキャリアのピークを極めているブッフォン。
一方でカシージャスは育ったレアル・マドリーを追われるように去り、移籍したFCポルトでは大きなミスから評価を落とし、会長からも「失敗だった」と言われるような状態になっている。
長年しのぎを削ってきたライバルについて質問を受けたブッフォンは以下のように話したという。
ジャンルイージ・ブッフォン
「(親善試合で対戦するイケル・カシージャスについて)
我々は幸運だ。長続きさせることを許される役割を選んだ。いくらか頭が良かったんだろうね(笑)
非常に珍しいことだよ。これだけ長い間、お互いに対戦を続けてきたというのはね。明らかに、我々はこのキャリアの中で普通ではないことをやってきた。このポジションを保つに当たってね」
「(カシージャスは各方面から批判を受けているね?)
私の考えでは、『リスペクト』が非常に重要だ。同時に、様々な判断をすることも出来る。
ここでは、我々はサッカーのことについてのみ話す。ファンに、コーチに、チームメイトに、そしてジャーナリストに好かれているかどうかに関わらずね」