『Ahram』は「ザマレクの会長を務めるムルタダ・マンスール氏は、ビジャレアルとの親善試合のオファーを断った理由を明らかにした」と報じた。
エジプトリーグの強豪として知られているザマレク。同国最高のクラブであるアル・アハリと競る存在である。
今回リーグのマーケティングを担当する会社からザマレクは『放映権料を維持するため、来月22~24日にビジャレアルと親善試合を行って欲しい』というオファーを受けたという。
ビジャレアルは現在ヨーロッパリーグでも準決勝に進出しており、リーガ・エスパニョーラでは4位と躍進しているなど、今グイグイ評価を高めつつあるクラブだ。そんな相手と親善試合を行えるというのは、他のリーグのクラブであれば飛びつきたくもなるオファーなのだが・・・
ところが、ザマレクはそのオファーを断固拒否したという。その理由について、ムルタダ・マンスール会長は以下のように話したとのこと。
ムルタダ・マンスール
(ザマレク会長)
「(ビジャレアルとの親善試合を断ったとのことだが)
我々は、このようなマイナーチームと対戦することは拒否する。
ザマレクはビッグチームだ。広くそれが知られている。従って、このチームのために国際親善試合を組織しようとする者は誰でも、ビッグチームを選ぶべきだと考えている」