そんな史上空前レベルと称されるプレミアリーグの指揮官たちについて、『Telegraph』はランク付けを行っているのでご紹介したい。
なお、昇格を巡るハル・シティとシェフィールド・ウェンズデイのプレーオフが決着していないことから、19人のマネージャーたちのランキングだ。
※注 本稿作成中にジョゼ・モウリーニョのマンチェスター・ユナイテッド就任が決定しました。
19位 アイトール・カランカ(ミドルズブラ)
元レアル・マドリーでスペイン代表のDFだったカランカ。ミドルズブラにやってくる前、彼はレアル・マドリーでジョゼ・モウリーニョのアシスタントを務めていた。
そんな彼が初めて指揮官に就任したクラブがミドルズブラである。2013年の11月に指揮官に就任。翌2014-15シーズン、昇格プレーオフにクラブを導くも、ウェンブリー・スタジアムで行われたファイナルで破れてしまった。
雪辱を誓った今シーズンはチャンピオンシップで2位に。悲願の昇格を果たす事に成功し、来シーズンはプレミアリーグでの戦いに挑むこととなる。
18位 トニー・ピューリス(WBA)
『Telegraph』は、「ピューリスを指名するということはほぼ残留を保証されたようなものである」と語っている。確かにそうだ、彼はストーク・シティでもクリスタル・パレスでも残留という最低限の目標を成し遂げてきた指揮官であるからだ。
しかし、『Telegraph』は続けて以下のようにも述べている。
「だが、消耗し、退屈するスタイルのフットボールになることは間違いない」と。
17位 アラン・パーデュー(クリスタル・パレス)
英国ではパーデューに関する定説のようなものがあるらしい。それは、「パーデューは加入直後は爆発的な成功を収めるが、彼の率いたクラブはその後何かしらの継続性を築くことに苦戦する」というものらしい。
現在率いるクリスタル・パレスでも同じようなパターンになりつつある。昨年末のボクシングデー(12/26)は5位だったチームが、最終的に15位でフィニッシュしたのだから。