『Cadena SER』は「マンチェスター・ユナイテッドは、ビジャレアルのコートジボワール代表DFエリック・バイリーの移籍金支払いに合意した」と報じた。

エリック・ベルトラン・バイリーは1994年生まれの22歳。コートジボワールの生まれであるが、若くしてスペインへと渡り、17歳でエスパニョールの下部組織に入団した珍しい選手だ。

2014年にトップチームにデビューを果たし、2015年1月にビジャレアルへと520~570万ユーロ(およそ6.4~7億円)で移籍。ガブリエウ・パウリスタの後釜という厳しい立場であったが、その期待に応える結果を見せた。

その移籍と同時期にはアフリカネイションズカップに参加しており、エルヴェ・ルナール監督が率いるチームで3バックの右ストッパーを務め、優勝に大きく貢献している。

豊かな身体能力と体格を兼ね備え、前向きにボールを奪えるタイプのディフェンダーだ。その分不安定さが散見されるという欠点もあり、継続的な肩の負傷を抱えているが、才能は非常に豊かである。

彼の契約解除条項は4000万ユーロ(およそ49.3億円)に設定されており、マンチェスター・ユナイテッドはその支払いに合意したとされている。

ただ、それについてはビジャレアル側が妥協しており、基本的にはおよそ2000万ユーロ(およそ24.7億円)が支払われ、後はパフォーマンスによる変数に依存する形になりそうだとのこと。ボーナスが最大になった時点で4000万ユーロに達するという。

なお、今後はバイリー自身とマンチェスター・ユナイテッドとの交渉が行われる見込みであるとのことで、それ次第で契約がまとめられるようだ。

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