EURO2016、グループBのイングランドは初戦でロシアと対決した。均衡が破れたのは、後半28分だった。
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イングランド代表MFエリック・ダイアーが強烈なフリーキックを突き刺しゴール!
There was no...#ENGRUS pic.twitter.com/ZxjtYE3JDD
— UEFA EURO 2016 (@UEFAEURO) 2016年6月11日
実はイングランド人選手がEURO本大会で直接フリーキックを決めるのはこれが初だそう。あのデイヴィッド・ベッカムさえも為し得なかったことだとか。
Free-kick goals at Euro Championship finals:
Eric Dier (1)
David Beckham (0)
Steven Gerrard (0)
Frank Lampard (0) pic.twitter.com/uvxJOPoirW
— Squawka Football (@Squawka) 2016年6月11日
また、Optaによれば、ダイアーはプレミアリーグでの65試合において、直接フリーキックでシュートを試みたことは一度もなかったそう。
0 - Eric Dier hasn't attempted a single shot from a free-kick in his 65 Premier League games. Random.
— OptaJoe (@OptaJoe) 2016年6月11日
そんなエリック・ダイアーは1994年生まれの22歳。イングランド生まれながら、7歳でポルトガルに渡りスポルティング・リスボンへ入団。スポルティングでは大器の片鱗を覗かせながらも、CB・SB・DHをこなせるバーサタイルな便利屋という位置づけに留まっていた。
その後、2014年にトッテナムへ移籍。1年目は右SBなどで起用され、今季はボランチへ本格コンバートされると、デル・アリとともに大ブレイクを果たした。
持ち前の守備力だけでなく、最近はロングフィードなどにも冴えをみせるようになっていたのだが、この大舞台でフリーキックを決めてしまうとは…。
ただ、この一撃で勝利を掴みかけていたイングランドだったが、後半アディショナルタイムにまさかの失点。結局、1-1で試合終了となり、ロイ・ホジソン監督は「引き分けというより負けに感じる」と嘆いていた。