17日に行われたEURO2016のチェコ対クロアチアは、2−2のドローで終了した。
クロアチアがペリシッチ、ラキティッチのゴールで2点を先行するも、その後チェコがシュコダのヘディング、ネツィドのPKで追いつくという劇的な展開だった。
しかし、この試合でもセキュリティに関する問題が起こり、更に大きな怪我人を出してしまうところだった。
試合終了が近づいた頃、問題行動が多いことで知られるクロアチアのサポーターがピッチに発煙筒や爆竹を投げ込み始め、試合が中断されることになった。
この愚行を止めようとクロアチアの選手たちはサポーターを諌めに向かい、スタッフが投げ込まれたものを処理していた。
そしてこの時、一人のスタッフが爆竹を処理するために手に取ろうとしたところ・・・
なんと目の前で爆発!
幸いにして大きな怪我はなかったようであるが、もしこれが手に取った後だったら指がなくなっていたかも・・・と思うとゾッとしてしまう。マンジュキッチも心配そうに彼を気遣っていた。しかも、この後で同点に追いつかれているのだから、結局全く意味のない行為だった。
イングランド対ロシアで発生した大規模な観客の衝突事件に続き、EURO2016の安全性を脅かすような出来事になってしまった。
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