今やフランスを代表する強豪にまで成長したパリ・サンジェルマン。
しかし、名だたるビッグクラブと比較するとその歴史は意外にも新しい。創設は1970年と第二次世界大戦以降であり、クラブが誕生してから50年ほどしか経っていないのだ。
では、どうしてこれほどまでに歴史が浅いのだろうか?
実はパリ・サンジェルマンというクラブは、パリFCとスタッド・サン=ジェルマンの2チームが合併して誕生した。そのため、チーム名に「パリ」という名と「サンジェルマン」という名がつくのである。
そこで気になるのは、「サンジェルマン」という名の意味である。現地語にすると"Saint-Germain"になるが、これは一体何を意味するのだろうか?
EURO2016を取材するためフランスを訪れた編集部Sは、現地で調査してみることにした。