ディエゴ・マラドーナ
「クロアチアは、スペイン戦で示したようなアグレッシブさを見せてくる。チェコ戦では2-0で勝利を収め、ディフェンディングチャンピオンを相手に試合をひっくり返した。
早期の失点は彼らを壊す可能性もあったが、クロアチアはルーカ・モドリッチやマンジュキッチなしでそれを乗り越えたのだ。能力の証だった。
クロアチアは典型的な欧州の戦術だ。守備で緩さを見せない。ベンチにも少ないタッチとスピードでカウンターアタックを完成させられる選手がいる。
もしポルトガルが守備的な試合を選択したら、違った展開になるだろうね。
クロアチアはスペースを作らなければならないし、プランBを模索する必要が出てくる。モドリッチ、ラキティッチにそれは期待されるだろうね。
このチームは、1998年のワールドカップで3位になった時よりも、『選手の才能』という点では劣っていると思うのだ。
しかし、高い戦術的な規律を持ち、チームワークが可能で、そして決意がある。経験上、これらは特にトーナメントに入ってから大きな価値を持つことになるよ」
あのマラドーナ、「才能で劣るクロアチア」を大絶賛
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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