25日、『Le Parisien』は「DNCGは、フランス・リーグアンのマルセイユに対して経営状況の改善を命じた」と報じた。
Qolyでもよく名前が上がっているDNCGとは、『Direction nationale du contrôle de gestion』の略。フランスのプロクラブの経営状況を監視する組織である。
現在彼らがフランスで最も警戒しているのが、経営状況の悪化が囁かれているマルセイユである。
先日は日本代表DFの酒井宏樹を獲得したことで大きな話題を集めたものの、まだその状況は改善されていない。
マルセイユ、酒井宏樹の獲得を公式発表 https://t.co/fcepuaB9x9 pic.twitter.com/odDnB18ZFE
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年6月24日
水曜日にそのマルセイユと会談を行ったDNCGは、現在のクラブが所有している口座の状況を危険だと判断した。
期限はあと8日間で、それまでに調達しなければならない額は2500万ユーロ(およそ28.2億円)と莫大である。
クラブ側はベルギー代表FWミシ・バチュアイを売却することを約束したとのことだが、今のところはまだ実現していない。
もしこれが守れなかった場合、補強の禁止処分などが言い渡される可能性が示唆されている。