また、マルセイユとの契約が満了を迎えようとしている大物選手はエンクルだけではない。

低迷したチームの中で一人目覚ましい活躍を続け、ファンから大きな評価を受けることになった守護神ステーヴ・マンダンダもである。

ディミトリ・パイェットのブレイクで一躍有名になったル・アーヴルの下部組織で育成され、2007年に加入した。バルテズが去った後の混乱を、その実力で収めてみせた有力GKである。

フランス代表でもその能力を評価されている彼であるが、すでにチームからはフリーで離れる可能性が高くなっている。

そして、『L’Equipe』によれば、現在彼に近づいているのはイングランド・プレミアリーグのクリスタル・パレスであるとのことだ。

他にもエヴァートンやビジャレアルが接近しているという話もあったが、このところそちらの進展についてはあまり聞かれない。

記事によればクリスタル・パレスとマンダンダはすでに高度な交渉を行っている状況にあり、加入まではかなり近づいているようだ。

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