今季を持ってマンチェスター・ユナイテッドを離れることが決まったライアン・ギグス。選手として、そしてコーチ、監督としてチームとかかわってきたが、土曜日にその別れが発表された。

29年にわたってクラブを支えてきた人物が離れるにあたって会合が行われ、そこにはかつての指揮官であるアレックス・ファーガソン氏やボビー・チャールトン氏など、多くのレジェンドが訪れた。

ライアン・ギグスを育てたアレックス・ファーガソン氏は、クラブ公式サイトに対して以下のように話し、彼の存在の大きさを称賛した。

アレックス・ファーガソン

「人々は、多くの観点から選手を評価できる。しかし、マンチェスター・ユナイテッドでプレーすることは、すべての試合で高い競争力とインテンシティが求められることを意味する。

我々のクラブにおいては、フレンドリーな試合や、簡単な試合は存在しないのだ。あらゆる試合がカップ戦の決勝のようなものだ。

したがって、ライアン・ギグスが20年間もインテンシティの高い試合の中で上下動を繰り返してきたことを考えれば、本当に特別な存在だということがわかる。

彼がやってきたことは、完全に前代未聞である。

ギグスはドレッシングルームで驚異的に重要な存在となった。すべての若い選手が彼の下に行った。なぜなら、彼はリスペクトを求め、チームメイトに大きな影響を与えていたからだ。

私はライアン・ギグス、スコールジー(ポール・スコールズ)、ギャリー・ネヴィル、そしてリオ・ファーディナンドがオフィスにいたときのことをよく知っている。対話をし、すべてのものを正しく導いてきた。

ライアンはその中での先駆者の一人であった。それに間違いはない。

彼の立場はマンチェスター・ユナイテッドの歴史だけでなく、サッカーの歴史でもすでに確かなものになっている。

ライアン・ギグスのようなキャリアを送れる選手を再び見られるのかどうか、私は疑っているよ」

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