日本のメダルは誰が取る?

現時点でサッカーではメダルが難しいと見られている日本選手団。

では、誰が強いと予想されているでしょう。グレースノートとスポーツイラストレイテッドの予想をかけ合わせましょう。

<表4>グレースノート(G、行)とスポーツイラストレイテッド(SI、列)の日本選手メダル予想

リオ五輪は「内村航平の大会」となるのでしょうか。前回圧勝した個人総合に加え、「これが全て」と言い切る団体での王座奪還、それに種目別の平行棒と男子体操での三冠が視野に入ります。床運動で新技連発の白井健三と合わせて日本は4個の金メダルが予想されています。

もう一つの期待種目は、やはりレスリング女子。吉田沙保里と伊調馨は揃って4連覇か。澤穂希の赤ちゃんは「お母さんの銀メダル」と「さおりちゃんの金メダル」をかけてもらえそうです(笑)。

でも、もちろんこれはあくまで予想。まだ誰も本物のメダルは取っていませんし、それこそ「手倉森ジャパン」のような選手が一気に頂点にたどり着く事もあります。

なので、とにかくあの舞台に立つ事自体がすごいのだと心に刻み、この「光」と一体となっている「陰」の事も考えながら、外国の選手も含めてしっかり見たい、応援したいと思っています。

「さあ、お祭りを楽しみましょう!」

筆者名:駒場野/中西正紀

サッカーデータベースサイト「RSSSF」の日本人メンバー。Jリーグ発足時・パソコン通信時代からのサッカーファン。FIFA.comでは日本国内開催のW杯予選で試合速報を担当中。他に歴史・鉄道・政治などで執筆を続け、「ピッチの外側」にも視野を広げる。思う事は「資料室でもサッカーは楽しめる」。

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