サッカー選手にとって、背番号「10」は特別なナンバーだ。
『背番号「10」の系譜』というこのシリーズでは、特定のクラブチームで10番を背負ったレジェンドたちを順番に紹介していく。
なお、リーグによって背番号固定制を採用したのがまちまちまであるため、1995年以降を対象とする。
今回はマンチェスター・ユナイテッド編だ。
デイヴィッド・ベッカム(MF)
【マンチェスター・ユナイテッドでの背番号の変遷】
#24:1995 - 1996年
#10:1996 - 1997年
#7 :1997 - 2003年
ベッカムといえばどうしても背番号「7」の印象が強いが、1996-97シーズンに一度だけ10番を背負っている。プレストン・ノース・エンドへのローン移籍を経てユナイテッドに復帰すると、このエースナンバーを手渡された。ちなみに、この時7番をつけていたのは“キング”ことエリック・カントナ。ウィンブルドン戦で決めた伝説のハーフウェーラインゴールは、このシーズンの開幕節に生まれたものだ。