『FOX Sports』は「ブリスベン・ロアがシーズンチケットの販売に苦しんでいる」と報じた。

昨年に続き、今季も給与未払い騒動が発生し、ライセンス剥奪危機が伝えられたブリスベン・ロア。

なんとか現在危機は脱することに成功し、先日はあの元オーストラリア代表選手ポール・オコンを監督に招聘したほか、FWブレット・ホルマンを獲得することも決定。かつては強豪として鳴らした彼らの復活も期待されている。

しかし、その一方で混乱はじわじわとファンの心を離れさせてしまっているようだ。記事によれば、Aリーグの開幕を来月に控えた今、ブリスベン・ロアのシーズン会員は昨年の3分の1以下しか売れていないという。

8月29日段階でのシーズン会員販売数は以下のとおりになっているとのこと。

  1. メルボルン・ヴィクトリー:2万0364人
  2. ウェスタンシドニー・ワンダラーズ:1万6876人
  3. シドニーFC:8501人
  4. メルボルン・シティ:7746人
  5. ニューカッスル・ジェッツ:6632人
  6. アデレード・ユナイテッド:5718人
  7. パース・グローリー:5469人
  8. セントラルコースト・マリナーズ:3461人
  9. ウェリントン・フェニックス:1874人
  10. ブリスベン・ロア:1413人

このとこと好成績を残しているメルボルン・ヴィクトリーとウェスタンシドニーが人気を博す一方、セントラルコースト、ウェリントンとライセンス問題があったクラブが低迷。

その反面、昨年運営会社が倒産するという状況になったニューカッスル・ジェッツは比較的好調な売上を見せている。

昨季の売上は5300人だったため、ブリスベン・ロアは非常に厳しい状況。しかし、マネージングディレクターのマーク・キングマン氏は今後5~6週間で追い上げると自信を見せた。

マーク・キングマン

「開幕時に1400~1500枚しか売れていなければ心配する。我々は、新しいシーズンが始まる前に、昨季の終了時と同じ会員数を持つことを目標にしている」

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