今週、Jリーグに選手登録されることが報じられ、大きな話題となったU-16日本代表の久保建英(FC東京U-18)。しかし、海の向こうの北米では久保と同年齢のカナダ人が一足先にプロの世界で躍動している。

その選手の名前はアルフォンソ・デイヴィス。

2000年11月にリベリアの首都モンロビアで生まれ、その後カナダに移住。今年7月に前柏レイソルFW工藤壮人が所属するバンクーバー・ホワイトキャップスとMLS史上3番目の若さでプロ契約を結び、数日後に同2番目の若さ(1番はもちろんフレディ・アドゥだ)でMLSデビューを果たした。

その彼が13日、CONCACAFチャンピオンズリーグのグループステージ、スポーティング・カンザスシティ戦に先発出場。クラブ・ワールドカップへの出場権もかかった北中米カリブ海の重要な国際大会で強烈なインパクトを残した。

まずは41分、左サイドでボールを受け、力強いドリブルでゴールに迫る。味方とのパス交換で左サイドを深く侵入し、エリック・ウルタードの先制ゴールをアシストした。

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